#45 箱の中で翻弄
こんにちは。毎日がチートデイのYUKIです。最近、平日と休日の道路混雑具合が読めなくなってきました。これもテレワークの影響でしょうか。人流が読めない事は各商店の売上に影響してしまいますよねきっとw これぞ負の連鎖と呼ぶのでしょう。早く諸々が解決して、たまには阿呆みたいにボケーっとしてみたいです。
さて、今日は売上向上の話を。前置きさせて頂きますが売上向上したいのは僕ですw 僕なのですが僕なりの売上ってこう上げなきゃいけないんだろうなというお話。
僕は15年くらいフィットネス業界にいます。総合フィットネスクラブの経験が長かったものですから会員ビジネスというものがなんとなくわかったつもりでいます。ネフリやアマプラと同じように無形と有形の差はあるもののサブスクとしては歴史ある業界ではないでしょうか。
総合フィットネスクラブには会員が2,000~5,000名程います。会費単価7,000円で考えた場合、1店舗で年間2億~4億円くらいの売上が見込めるわけです。そんな戦場の中で私たちは毎月のように会員の入会、退会、在籍数の推移に翻弄されてきました。
僕は業界に入り間もなくこう考えました。
クラブという箱の中だけで翻弄されている。
年間2億円の売上に対してサプリメントをメチャクチャ頑張って50万売り上げる。粗利いくらよ…wって考えてしまうのです。箱の中は箱の中で全力で戦うべきです。なのですが箱の限界が見えているのに尚、微増微減の闘いをするなら箱の外に目を向け市場を開拓し、得た利益を箱内に投じれば箱内の環境は良化していくはずなのになと考えたわけです。
今の僕の会社は極めて小さな会社ですが創業2年目からその手法をとっています。100万の売上が105万になっても会社の規模は何も変わりません。それだったら、もうひとつ100万売り上げられる市場を開拓するべき。
闇雲に店舗を増やすなどではなく、相乗効果を埋める事業創出をする事が大切だと考えています。各々の市場が一人前になった時にはアッチとコッチの市場が化学反応を起こすはずです。
そう信じて5年w
僕が正解かはわからないけど、サブスクシステムを現場で見てきたのは事実。加えて今、僕の会社でうっすら化学反応が起き始めているのも紛れもない事実。5年かかってしまうか2年で成果を出せるか、それは実力次第ですね。
僕は凡人なのでコツコツやってきますw
人って過去に沢山経験しているはずなのにも関わらず、体に染みついてしまった上っ面の常識に囚われてしまう事が多々あります。
恋愛で「この人の事がずっと好き!」って恋人が代わるたびに思っている人いませんか?過去に自分の気持ちが変わったという事実があるにも関わらず、今度は違うと考えてしまう典型例です。
私たちフィットネス業界人は「箱の限界」を経験しています。攻めて闘ってこその限界を維持できるというのもよく知っています。ですが、箱の中に起きている問題は「資本力」で解決できる事が沢山あります。ユーザビリティ優れるマシン、清掃頻度を高める清掃業者、非日常を味わえるスタジオ環境、それらを設置できない理由は「金」の問題です。その原資を求めるのは箱の中ではなく、箱の外に求める必要があるのではないでしょうか。※人のチカラを除外して述べています。
チャレンジは毎日必要ですが、過去に経験してきた事を振り返れば「お試し」する機会はもうそんなにない。アラフォーの我々に求められるのは1回目から「本番」です。