YUKIの毎日がチートデイな話 YUKIの毎日がチートデイな話

#55 麻雀マインド

2022年9月23日

こんにちは。毎日がチートデイのYUKIです。昨日、ボクシングをする夢を見ました。ボクシングはスポーツなのか?と問われた時、素直にはい、スポーツですと答えられないのは僕だけでしょうか。ボクシングの先輩だったらなんて言うのかな。いつのまにか誰の背中も見ないで暮らす生活に慣れてしまいました。ぶっ飛んだ先輩もいたけど、やっぱ格闘家の覚悟を持った背中は厚い。久々に刺激が欲しいからまた通いたいなボクシングジム。そう思って数年ですがw

いやーしかし、巨人の坂本選手には驚きましたね。俳優の香川さんがあんなに追い込まれていると比較せざるを得ませんですよね。完全に主観ですが香川さんは罪人並の扱いで阪本選手はお咎めなし?謎です。チヤホヤされずに坂本選手以上に汗かいて死ぬほど働いて頑張っているサラリーマンに頭ごなしに叱られてほしいものです。まあでも氷山の一角でしょうね。そういえば僕のプロボクシングデビュー戦の結果が掲載されていたボクシングマガジンに俳優の香川さんがコラム書いてたんですよ。当時1999年くらいだったと記憶していますが、香川さんて相当なボクシングファンだったみたいですね。KOされても、再び立ち上がってほしいです。

さて、今日は「ツキ」について。ツキって言葉、使い方が合っているか定かではありませんが、運みたいなものだと解釈して頂ければ結構です。ツキ、皆さん信じますか?

僕は20歳頃、地元ではマージャンが強く負けなしでした。実際本当に負けた事がないんです。1局負ける事はちょいちょいありますが、半荘単位では負けがないんですよね。特に技とか持っていないですし、相手の牌を読む知識もありません。筋切りくらいは知っていますがw スポーツもゲームも心理戦は得意としている自覚がありまして、人の動きは瞬時に読み取る習性があります。視線、言葉、動き、あらゆる動作からその思考と感情を読み取ります。なので、仲間内の少人数サッカーやボクシングの先輩らとのスパーリングなどは心理的な要素でとても優位に働いていたと記憶しています。

マージャンの闘いはとても長いのです。半荘といって4人体制のゲームで順番に親がまわってきて、親がかつと親が続きます。点数が皆残っていれば最短でも8回のゲームが行われることになります。半荘1回45分~60分くらいはかかるかもしれません。その闘いの中で最終的に得点が高い人が勝ちとなるわけです。大概2位までは得点がプラスとなりますので勝ちと考えるわけです。ですので、僕の場合は常に2位以上をキープしていました。これが成せた理由は心理を読み取る事は勿論ですが、重要なのはツキを読む事が大事だと僕は考えています。

前述したように半荘1回は最低でも8回のゲームが必要です。時間にして約60分(10代は自動でやらなかった)なので、そこにはツキの流れが確実にあるのです。つまりは良い時もあれば悪い時もあります。ですので、今は良いの?悪いの?一体どっちの流れなんだい??と認識することが肝心です。一番怖いのはツキの流れが変わりそうな時です。ツキの悪い流れの際に、そっと悪魔が忍び寄る事があります。この悪魔は一見善良なツキに見える事があるのですが、大悪魔である事が往々にしてあります。これに引っかかってしまうとツキの流れが振り出しに戻ってしまう事があります。あと1牌来ればあがれるところまで行くと、ついつい流れが変わったと思いがちになるんです。でも流れというのは場の雰囲気を包括的に読み取ることで流れの善悪の判断がつくものだと僕は考えています。目先の勝利にうっかり手を出すとドツボにはまるわけです。この流れは本当に悪いツキから良いツキに変わったのか?の判断が大切なのです。マージャン仲間にK君という同級生がいましたが、彼は度々悪魔に手を出して「ロン!」と発声されているのをよく目撃しました。40代の今も尚、マージャン以外で悪魔に手をだしているように見えますので非常に心配しておりますw

これは所謂、我慢できるか否かの話です。

悪いツキの時は自分が得点を取ろうと一切考えない事です。場をやりすごす事にのみ意識を集中させるのです。不思議な事に半荘すべてが悪いツキに飲まれることはありません。そう感じてしまう人はツキの流れを読めない人です。これはどの分野でも共通して言える事なのかなと考えています。

僕の会社の2022年上半期は悪いツキの流れでした。特に最悪な事が起きるというわけではなく、得点を取りに行こうとしてもまったく取れずに結果的に自分の点棒がジワリジワリ減っていくような状態です。それに気づいたのは4月頃でしたねw これはまずいと思い外に目を向けずに社内の戦略マネジメント調整に注力しました。デカい事はせず、流れは下半期に来るだろうと想定し嫌いなMTを小刻みに挟み、社の理念やコンセプト、これまでの社の歴史やこれからの未来を再確認してきました。実際、わが社の上半期は赤字です。まあ、今年に限らず期首は赤字になるような目標設定して、今より成果出せなければ赤字で決算終えてしまうような設定を組んでいるので決して異常ではないのですが‥。定性的にまるでうまくいかないとボディブローのように定量に響くんですよね。創業から5年、戦略にブレなくやり続けてきましたが、そのブレが今年は到来したので心身共に疲弊したのは事実です。兎に角、創業初と言っていいほど戦略のブレ補正に時間をかけました。フィジカルトレーニングでいう体幹強化ですね。

そんなツキの悪さを感じながらの春夏を超え、9月に入りやっとこさツキの流れの狭間に立たされたと自覚しています。現在ブレークポイントギリギリラインですが、数字は後からついてきますからね。ツキが悪い時はフィジカルの体幹とも言える戦略にブレなく進む事。加えて余計な事はしない。それが悪いツキをやり過ごすポイントです。善良なツキを判断するのは人との縁が生まれるか否かというところかなと僕は考えています。本当に不思議なんですけど良いツキの流れの時って相手側から縁が降ってくるんですよね。自分から求めても全く何も起きないのが不思議。まるで恋愛みたいw リーマン時代は「この企業のキーマン誰かな~」なんて戦略打っていた事がありますが、起業してからそんな事やらないようになりました。基本姿勢をスーッと保ち、体幹ブレずに大暴れするときは暴れればいいのかなって思います。

今年も残り3ヶ月ちょっと、40代半ばにもなりますが落ち着かず、評論家にならず、恥を晒して暴れまくりたいと思います。

(保有資格)

健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト

(実績)

豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー

 

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