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#20 パレートの法則を信じろ

2021年3月3日

こんにちは。毎日がチートデイのYUKIです。皆さん、商業施設に設置されているアルコール消毒って使われていますか?僕はあまり使いません。理由はエタノール度数が著しく低い製品を使用されている事があるためです。1日数百~数千人が消毒液のプッシュ部分を触るわけですから想像してみると恐ろしいです。一度、手に脅威が触れ、滅菌できない消毒液だとするならば終わりですw

さて、今日はパレートの法則について

パレートの法則を信じていいのか

僕は概ね信じています。信じているのですが、徐々に比率は変わってきているのでは?とも思っています。理由はITテクノロジーの進化です。2割が経済の主要を支えているのではなく、今はもっと少ない割合なのかな?とも思います。2-6-2の法則も同様に、1-4-5とかになっていきそうな気がしています。GAFAMって言われるくらいですからね。

フィットネスクラブ内のパレート

例えば客単価8,000円のジムで、会員数が2000名いたとしましょう。単純計算で1600万/月売上になりますが、その多くの売上を2000名の2割、つまり400人が担っているという計算になります。現実的に400名が顕著に売上の主要になっているかといえば、そんなことはありませんが、コアユーザーである事は事実です。来店頻度が多く、オプションなどの商品利用が多い事は間違いありません。

ネットフリックスのリストラの話もそれに近いですね。3割の社員を解雇したら仕事の質が高まり、スピードも向上したそうです。誰かの不手際をフォローする雑務がなくなったとまで言っていますからね。

ですので、一部の人間が大きくプラスやマイナスに働いているという事は事実としてあるのだと思います。

どのように活かすの??

サービスによって異なると思います。僕が経営しているようなパーソナルジムの場合は、あまり活用はできないかもしれません。活かし方は自由ですが、ひとつだけ言える事は力技を使ってもコアは2割(良くて3割)である事です。優秀な2割だけ抜き取ったとしても、その集団の中で、更に2-6-2の割合が存在する事になります。その3択のどの層にテコ入れするかはサービスや方針によって異なるのではないでしょうか。

僕がフィットネスクラブで勤めていた頃の話ですが、下位の2割に着目していました。数千名いる会員のうちの約2割が幽霊会員ですので、その層です。パレートとは逆の発想ですね。その2割をゼロにしてやろうと2年くらい施策を講じて頑張っていましたが、顕著な効果は得られず…。対人サービスかつ数千人規模市場の場合の施策は結果において複合要因が働く為、自分の施策の影響を純粋に把握するのはとても難しいのです。いずれにしろ我々のような商店規模の場合は、なにをどんなに頑張っても壊せない法則なのかなと僕は着地しています。

グローバルで考えればGAFAMのように2割にも満たない一部の大企業で世界が動かされています。一方で、我々のような商店規模の場合は、崩すことのできない法則がパレートや2-6-2の法則ではないでしょうか。

サッカーの戦術も11人中2名を完封する事が出来るならば、大きく勝敗に影響するかもしれませんね。

それではまた!

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