YUKIの毎日がチートデイな話 YUKIの毎日がチートデイな話

#24 個性を活かすという都合のいい話

2021年3月13日

こんにちは。毎日がチートデイのYUKIです。創業して丸4年、年に一回の資格取得を自分自身との約束として実行してきました。今年は明確な資格が存在しない、そんな分野の能力開拓をしたいと思っています。今年で基礎を学び、3年くらいかけて職人としての能力を発揮できたらいいなあ、なんて思っています。なんだかんだ人様のおせっかいが好きな性分で、特に精神や心の分野に関心を持っています。

フィットネスIoTという分野においては日本の第一線で闘ってきたと僕自身は自負しており、その闘いは当然ながら創造と論理が求められる闘いだったわけです。アスリート時代はアッパラパーの感覚だけで生きてきた僕が社会で論理を覚え、それらの融合で経営者になり5年目となります。コロナとAI、環境破壊で混沌とした世界で人に寄り添える技術はなにか?を考えた時、人は「説明のつかない事象」に集まってくるという側面に目を向けました。今年からはそんな勉強をしていきます。コロナ禍で損害ヤバいけど、流れに逆らわず今年も学びで充電しようと思います。

さて、今日は毒舌の回と依頼されていますので悪しからず。

個性ってなんでしょう?

僕ね、スポーツでもビジネスでも、個性を潰されてるって思った事がないんです。みなさん、あります?例えばサッカーのメッシ選手がキーパーやらされたら、個性を潰す事になるのでしょうか。「個性=強み」って勘違いしてしまいそうです。弱みは個性ではないのでしょうか。

そして、「自由=個性の尊重」というのもこれまた違和感があります。秩序のない集団では、我が強い人の個性は誰がみてもわかりますが、それ以外の人達の個性が犠牲となる事が往々にして起こります。自由そのものを考えると奥深過ぎて僕にもわかりませんが、秩序ない自由は不平等を生むリスクが考えられます。

もし、個性を活かすという組織があるならば明確なアクションプランが知りたいなって思うのです。僕は長らくアマチュアサッカーをしてきました。チームスポーツの典型ともいえるかもしれませんが、攻撃選手においては強みを生かせるような指示・指導をするわりに、守備側はシステム化されてるケースがあります。個性ってなに?と考えさせられてしまうわけです。加えて、個性を活かせているかって誰がどのように判断するんでしょうか!?

個性を大事にする為の明確なアクションプランがない育成システムは、非常に怪しく説得力の欠ける構造だと僕は考えています。目立ちそうな選手、立場に焦点があてられやすい取り組みは、指導者にとって簡単で都合の良い話なのかもしれません。僕のようなアスリートの底辺だからこそ、その気持ちがわかるのです。

個性を活かす方法はあるのか

あるかもしれませんが、その対象がチームとなった場合、現実的に無理があると思っています。指導者も神様ではないので、活かせる子供もいれば、活かせない子供もいるはずです。この現実を知りながら一部の選手の成功をチーム組織全体の成功として「個性を生かすチーム」として謡うチームがきっとあるのかもしれません。そんなチームがあれば、現場のコーチと組織のトップに明確なアクションプランがあるか聞いてみるといいでしょう。

個性を生かすことは出来なくても、個性を大切にすることはできると思っています。僕にとってそれは「コミュニケーション」です。本音を話してくれるか否かは本人以外に知る由はありませんが、子供がどうしたいのか?強み、弱み、好き、嫌い、望み、拒否、日々のコミュニケーションをとる事なんだと思っています。誰かのリクエストに応えられるかどうかは別として、個性を大切にする基盤はなにか?と問われれば、僕はコミュニケーションと答えるでしょう。アクションプランは2か月に1回の選手個別面談、3ヵ月に1回の親子面談、みたいなね。

指導者のみなさんはどのように個性を活かしますか??