#14 フィットネスクラブの幽霊会員
こんにちは。毎日がチートデイのYUKIです。アップルが自動車参入、誰もが予測しそうな事をそのままやってきますねw こちらのオフィシャルサイトのリリース以前、僕のブログで「自動車のコンテンツ戦争時代がやってくる」的な事を述べた事がありますが、すぐにそうなりそうですね。これは賢い誰かの言葉を借りたわけではなく、完全に自分の考えですのでアテにしないでくださいw でもね、自動運転になったら、飲酒運転がなくなり、免許がなくなり、下手したら家も不必要になりそうですからね。自動車内のコンテンツ競争になるのは目に見えてますよ。「車内コンテンツの充実=ライフスタイル」になりますよきっと。車で飲酒、フィットネス、仕事、もう無限のコンテンツです。そうするとシャワーつけて、トイレつけて‥ですから、下水と車の接続ステーションとか、モーテルのようなトイレ&充電とか、キリがないほどのインフラ革命です。車の保険、常時撮影しているカメラと個人情報の関係とか、アップルのセキュリティと日本のセキュリティの一線とか、日本政府には先手先手で想定できる法整備の準備を進めてほしいものです。
さて、今日のテーマは‥
前回に続いてフィットネスネタですか
僕のパーソナルジムには、総合フィットネスクラブから離脱された方が多数おります。因みにですが僕も100%そちら派ですw プロボクサーだった時も練習に行くのが嫌で嫌でたまらんかったです。でも、練習しちゃえば爽快なんですよね。行った方が100%ハッピーだと知りながらも、行こうとするアクションにはなぜかネガティブになるのです。わかりきっている未来なのに行きたくないって不思議ですよね。
あ、本題ですね。僕のようなマインドを持たれている方が多数いる事をデータで説明します。総合フィットネスクラブの幽霊会員ってどれくらいの人数か想像つきますか?約20~30%です。3,000人の会員がいるクラブだと最大で900人が幽霊会員です。幽霊会員の定義ですが、会員権利を保有しているにも関わらず月に1回も来られていない状態を指します。会費がもったいないですよねw
2-6-2の法則ってご存じですか?
ある集団において、全体の2割の人間が意欲的に働き、6割が普通に働き、残りの2割が怠け者になる傾向が高いという法則です。ですので、フィットネスの幽霊会員もバッチリ当てはまりますよね。ある国のデータですと、スタッフから会員の声かけを2回した人とそうでない人のその後の定着率は大きく変わったそうです。つまり、人は人の介在によって行動変容が起こりえるという事ですね。
フィットネスクラブ側からすれば、幽霊会員は貴重と考える事もできます。3,000名の会員が週に3回施設利用することになれば、利用者は間違いなく「運動時間<待ち時間」になり完全にキャパオーバーです。なにもせずに会費だけを支払っている層がいることで、ある種成立している収益構造ともいえるわけです。
幽霊会員の2割へテコ入れ
僕がフィットネスクラブに勤めていた頃、この層に対してテコ入れをしたことがあります。シンプルに来館したらお声掛けとちょい指導をチーム一丸となって行ったわけです。結構な時間を割いていたのですが改善率は数パーセント程度…。自分の力の無さを思い知った過去があります。もしかすると、2-6-2法則は崩せないのかもしれませんね。
総合フィットネスクラブの役割は「施設使用権利」の提供です。我々パーソナルジムはトレーナーを付ける事を担保していますが、総合フィットネスの場合は別です。ですので、初期入会者へのサポートに時間を割くことを「余計な仕事」と揶揄する人さえ稀にいるのです。経営側が極端な方針を示さない限り、幽霊会員を放置するのか、テコ入れするのか、当時はこの層に対しての取り組みをなにが正義かわからずただ疲弊していた記憶があります。
緩やかな強制力
僕は「緩やかな強制力」が人の成長にとって大きな役割を担うと考えています。もし、それがあるなら幽霊会員なんてきっと存在しないのだと思います。強固すぎる強制力も逆効果ですけどね。
皆さんには、緩やかな強制力と呼べる存在はいますか?いきなりの着地で申し訳ないですが、そろそろご飯食べます。
それではまた!
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