YUKIの毎日がチートデイな話 YUKIの毎日がチートデイな話

#30 ブルーオーシャン

2021年5月22日

こんにちは。毎日がチートデイのYUKIです。僕の会社は創業して早4年となりました。4~5年がこのスピードですから、我々の寿命なんてあっという間なのでしょう。このサイクルをあと5回繰り返したら定年になるわけですから… 死ぬには早いですが、やりたい事をどれだけ出来るかの挑戦ですね。

さて、今日は僕の会社名をテーマにしています。

ブルーオーシャン

僕の会社名はブルーオーシャン戦略が由来の「BlueOcean」。競争のないプロダクトの創造と定義しています。現実は競争に巻き込まれ一喜一憂の渋い毎日ですが…

実際のところ、ブルーオーシャンと言われる革新的プロダクトが存在するのは一時であり、良いものを作れば同じようなものが次々に生産されていきます。存在しそうで存在しなさそうなブルーオーシャンをなぜに社名にしたのか?というのはある種、僕なりの反骨精神でもあります。会社は生死のサイクルを回し続ける必要があります。何を創造し、残し、捨てるのか。残すも捨てるも創造がなければ始まらないですから、第一歩は創造です。僕にとってこの社名は創造なのです。

先日、中小企業診断士に相談する機会がありました。というのも3期連続で採択されている補助金の4期目の申請を行う為です。どうやら年々採択率が厳しくなっているらしく、当社が3期連続で採択されている事に非常に驚かれていたようです。

採択されている理由を自分なりに考えてみました。

重要なのは「気持ち」

今回、4度目の申請になりましたが、僕の資料の作り方は年々変化しています。最初の申請資料は「これぞ企画書!」みたいな構成で作り込みました。その資料も膨大です。探しつくせる範囲で市場を調べ尽くしました。それはそれで他人を納得させるには重要な事だとも思うのですが、反して僕の資料は年々簡素化されています。

綺麗事の文脈が減る一方で、増えていく文脈は「気持ち」の部分です。

その創造において、なぜに創造しなければならないのか?

その意味を伝える事を非常に重要視するようになりました。誰に教わった事ではなく自然とそうなります。これは、1回目の申請にはできなかったことで、2回、3回と採択される事で自分に更なる自信が生まれ、その余裕が僕を素直にさせてくれたのだと考えています。本当は順序が逆だと思うんです。素直な自分がいて、その上に経営学問があって成長していくのが自然。この20年もの間、様々な上司や部下、取引先と出会い、素直な自分を持ちながらも薄めてしまい、経営学問で勝負していたように思えます。結局のところは、やる理由を後付けではなく自分自身が良く知っているはずだよねという胸の内を相手に伝える事が基本です。

加えて、自分の信念という一人称だけではなく世の中から自分が求められている事は一体なにであるか?という点も今回の申請で記載しました。我々ひとりひとりは意識せずともオンリーワンであり、それぞれに役目があるものだと思っていまう。タモリチャレンジも僕のようなプロアスリートの底辺だからこその創造であり、それは社会から僕に求められている事なのだと考えています。

信念、使命、役割、創造、本質、そんなものを一言でまとめた「BlueOcean」という社名、とても気に入っています。